ミャンマー旅行情報メモ2:インフラ不足はいつ解消される? ― 2019年05月03日 03:21
今回、僕はヤンゴンにしか行きませんでした。多民族国家だけに地方にも特色ある文化があり、いつかはいろいろ巡ってみたいと思っているものの、現状ではそのために必要なインフラストラクチャーの整備が遅れていて、ちょっと面倒臭いんですよね。そこまで勤勉な旅人ではないので(笑)。
ミャンマー国内の都市間移動の手段として、長距離バスと飛行機が一般的ですが、高速道路網などないこの国ではバスは時間がかかりすぎるし、航空路もけっこう上級者向け。聞いた話では、「予約していたのに席がなかった」「急に休航になって乗れなかった」といったトラブルが多発しており、限られた日程で決められたルートを移動したい人にとっては難関です。対応策としては「とにかくしつこくリコンファームする」「早め早めに空港に行き、席を確保する」といった手しかないみたい。それだけで多くの手間と時間が必要になり、効率を考えたら「ヤンゴン一択」はありなのです。旅の価値を効率で考えるのもどうかと思いますが(笑)。
そういう意味では、今後、期待したいのは鉄道の整備です。イギリス統治時代に建設された路線が、ほぼ全国を網羅しているので、ちゃんと走らせてくれたら便利でしょう。ただし、現状はかなり厳しいですね。写真はヤンゴン中央駅の敷地内にある停車場ですが、まるで荒れ地(笑)。こんな状況で保線もままならないため、ミャンマーの鉄道は「とにかく揺れて、遅い」と言われ続けてきました。しかし、2018年3月に日本のJICAがミャンマー政府とのあいだで総額1000億円以上の円借款貸付契約を結び、鉄道整備事業を進めることが発表されました。ヤンゴン中央駅のクラシカルな駅舎にJICAのオフィスも開設されており、その成果を見守っていきたいですね。
今回、僕が泊まったパノラマホテルは実はヤンゴン中央駅にいちばん近く、目の前の歩道橋を上がると、そのままプラットホームにアプローチできるほど(駅舎を通過しないで直結している)。なので、ミャンマー鉄道の旅がしやすくなったら、また泊まってみたいです。
ミャンマー国内の都市間移動の手段として、長距離バスと飛行機が一般的ですが、高速道路網などないこの国ではバスは時間がかかりすぎるし、航空路もけっこう上級者向け。聞いた話では、「予約していたのに席がなかった」「急に休航になって乗れなかった」といったトラブルが多発しており、限られた日程で決められたルートを移動したい人にとっては難関です。対応策としては「とにかくしつこくリコンファームする」「早め早めに空港に行き、席を確保する」といった手しかないみたい。それだけで多くの手間と時間が必要になり、効率を考えたら「ヤンゴン一択」はありなのです。旅の価値を効率で考えるのもどうかと思いますが(笑)。
そういう意味では、今後、期待したいのは鉄道の整備です。イギリス統治時代に建設された路線が、ほぼ全国を網羅しているので、ちゃんと走らせてくれたら便利でしょう。ただし、現状はかなり厳しいですね。写真はヤンゴン中央駅の敷地内にある停車場ですが、まるで荒れ地(笑)。こんな状況で保線もままならないため、ミャンマーの鉄道は「とにかく揺れて、遅い」と言われ続けてきました。しかし、2018年3月に日本のJICAがミャンマー政府とのあいだで総額1000億円以上の円借款貸付契約を結び、鉄道整備事業を進めることが発表されました。ヤンゴン中央駅のクラシカルな駅舎にJICAのオフィスも開設されており、その成果を見守っていきたいですね。
今回、僕が泊まったパノラマホテルは実はヤンゴン中央駅にいちばん近く、目の前の歩道橋を上がると、そのままプラットホームにアプローチできるほど(駅舎を通過しないで直結している)。なので、ミャンマー鉄道の旅がしやすくなったら、また泊まってみたいです。
ミャンマー旅行情報メモ3:ヤンゴンの観光スポットいろいろ ― 2019年05月03日 03:52
今回、ヤンゴンで訪れたところの一言メモです。
●シュエダゴン・パゴダ
ヤンゴンを象徴する大寺院で、東西南北の4箇所から入れるのですが、お勧めは西の出入口です。寺院はかなり高い丘の上にあり、東南北は階段またはエレベーターで上るしかないのですが、西にはエスカレーターがあるので、人の流れはいちばんスムーズです。また、入場するには靴も靴下も脱がなければいけないため、「素足でエスカレーターに乗る」といった貴重な体験ができます。ちなみに、すぐ北にアウンサン廟があり、1983年にここで北朝鮮工作員による爆弾テロ事件がありました。ヤンゴンでもっとも重要な聖地であるシュエダゴン・パゴダとの距離を考えたら、彼らのやったことがいかに失礼なものであったか、よくわかります。しかも、建国の父であるアウンサンの墓所を破壊しており、どうしてこんな雑な手口で「国際的な地位を有利にできる」と考えたのか、改めて疑問に思ってしまいました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%BC%E3%83%B3%E4%BA%8B%E4%BB%B6
●国立博物館
限られた予算で運営しているわりには展示内容はかなり充実していて、ミャンマーの歴史から文化まで学べます。ただし、館内は撮影禁止なので、カメラは入り口付近のロッカーに預けなければなりません(鍵は受付でもらう)。展示室は5フロアもあり、訪れる人が少ないせいか、時間によっては周りに誰もいない状況になりがち。ひとりだとかなり怖いので(薄暗いところで古い民芸品に囲まれるとなおさら)、できれば複数で行きましょう。なお、がんばれば、シュエダゴン・パゴダまで徒歩で行けます(15分くらい)。
●チャウタッジーパゴダ&ガータッジーパゴダ
それぞれ特長ある仏像があり、しかも入場無料です。100メートルも離れていないので、まとめて回るといいでしょう。中心部からGrabタクシーで15分くらい。個人的にはガータッジーパゴダのほうが「美術的な味」があってよかった。
●ハッピーワールド
ヤンゴンで最大の遊園地だが、とにかく「ゆるい」感じが、ある意味、楽しめる。シュエダゴン・パゴダの南側にあるので、ちょっと一休みするにはよさそう。入場料はかかりません。
●ボージョー アウン サン マーケット
まあ、普通の市場かな。中心になっているのは服や布地、生活雑貨、おみやげ品などの店で、食品関係はそんなに多くないです。ささっと回ったら、道路をわたってジャンクションシティに行きましょう。ミャンマーではまだ少ない「ちゃんとしたショッピングセンター」です。
●ルビーマート
今回、宿泊したパノラマホテルのすぐ隣にあった地元の人向けのショッピングセンター。食品スーパーから雑貨フロア、上には小さいながらフードコートもあり、便利です。ミャンマー産の湯葉が異常に安く、B5サイズのもの5枚ほどで50円しませんでした。日本のものより分厚く、けっこう、おいしいです。
●ローカチャンタ・アーバヤ・ラバムニ大仏
空港の近くにある寺で、中心部から離れているせいか訪れる観光客は少ないが、意外と雰囲気はよく、白い翡翠で造られたという仏像も味がある(実際は大理石だと思う)。周囲ののどかな雰囲気も含めて穴場かもしれません。
●ヤンゴン エアポート ホテル
ヤンゴン滞在後にバンコクに移動する飛行機がちょっと早い便だったので(早朝ではないが、渋滞情報が大袈裟に伝えられていたので用心のため前泊)、空港近くのホテルに泊まったのですが、参考になるかもしれないので、一応、情報提供しておきます。
・宿泊費は朝食が付いて4000円程度。レベルは日本の安いビジネスホテルという感じで、まあ、我慢はできる。スタッフのサービスはいい。
・空港へはぎりぎり歩いていけるが、普通はタクシーを利用。10分かからず、料金は200円程度だったかなあ(あいまいだが、高くはない)。
・まわりに飲食店は少ないが(といっても30分ほど歩けばそこそこある)、すぐ北にあるフレンドシップなんとかという中華料理店がまあまあ使える。あと、ホテル屋上のレストランは飛行機を眺めながら飲んだり食べたりできるので、一泊過ごすにはぎりぎり大丈夫か。他にいいホテルがなければ、検討してみてください。部屋は狭いよ(笑)。
http://yangonairporthotels.com/yangon-airport-hotel/index.php
●シュエダゴン・パゴダ
ヤンゴンを象徴する大寺院で、東西南北の4箇所から入れるのですが、お勧めは西の出入口です。寺院はかなり高い丘の上にあり、東南北は階段またはエレベーターで上るしかないのですが、西にはエスカレーターがあるので、人の流れはいちばんスムーズです。また、入場するには靴も靴下も脱がなければいけないため、「素足でエスカレーターに乗る」といった貴重な体験ができます。ちなみに、すぐ北にアウンサン廟があり、1983年にここで北朝鮮工作員による爆弾テロ事件がありました。ヤンゴンでもっとも重要な聖地であるシュエダゴン・パゴダとの距離を考えたら、彼らのやったことがいかに失礼なものであったか、よくわかります。しかも、建国の父であるアウンサンの墓所を破壊しており、どうしてこんな雑な手口で「国際的な地位を有利にできる」と考えたのか、改めて疑問に思ってしまいました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%BC%E3%83%B3%E4%BA%8B%E4%BB%B6
●国立博物館
限られた予算で運営しているわりには展示内容はかなり充実していて、ミャンマーの歴史から文化まで学べます。ただし、館内は撮影禁止なので、カメラは入り口付近のロッカーに預けなければなりません(鍵は受付でもらう)。展示室は5フロアもあり、訪れる人が少ないせいか、時間によっては周りに誰もいない状況になりがち。ひとりだとかなり怖いので(薄暗いところで古い民芸品に囲まれるとなおさら)、できれば複数で行きましょう。なお、がんばれば、シュエダゴン・パゴダまで徒歩で行けます(15分くらい)。
●チャウタッジーパゴダ&ガータッジーパゴダ
それぞれ特長ある仏像があり、しかも入場無料です。100メートルも離れていないので、まとめて回るといいでしょう。中心部からGrabタクシーで15分くらい。個人的にはガータッジーパゴダのほうが「美術的な味」があってよかった。
●ハッピーワールド
ヤンゴンで最大の遊園地だが、とにかく「ゆるい」感じが、ある意味、楽しめる。シュエダゴン・パゴダの南側にあるので、ちょっと一休みするにはよさそう。入場料はかかりません。
●ボージョー アウン サン マーケット
まあ、普通の市場かな。中心になっているのは服や布地、生活雑貨、おみやげ品などの店で、食品関係はそんなに多くないです。ささっと回ったら、道路をわたってジャンクションシティに行きましょう。ミャンマーではまだ少ない「ちゃんとしたショッピングセンター」です。
●ルビーマート
今回、宿泊したパノラマホテルのすぐ隣にあった地元の人向けのショッピングセンター。食品スーパーから雑貨フロア、上には小さいながらフードコートもあり、便利です。ミャンマー産の湯葉が異常に安く、B5サイズのもの5枚ほどで50円しませんでした。日本のものより分厚く、けっこう、おいしいです。
●ローカチャンタ・アーバヤ・ラバムニ大仏
空港の近くにある寺で、中心部から離れているせいか訪れる観光客は少ないが、意外と雰囲気はよく、白い翡翠で造られたという仏像も味がある(実際は大理石だと思う)。周囲ののどかな雰囲気も含めて穴場かもしれません。
●ヤンゴン エアポート ホテル
ヤンゴン滞在後にバンコクに移動する飛行機がちょっと早い便だったので(早朝ではないが、渋滞情報が大袈裟に伝えられていたので用心のため前泊)、空港近くのホテルに泊まったのですが、参考になるかもしれないので、一応、情報提供しておきます。
・宿泊費は朝食が付いて4000円程度。レベルは日本の安いビジネスホテルという感じで、まあ、我慢はできる。スタッフのサービスはいい。
・空港へはぎりぎり歩いていけるが、普通はタクシーを利用。10分かからず、料金は200円程度だったかなあ(あいまいだが、高くはない)。
・まわりに飲食店は少ないが(といっても30分ほど歩けばそこそこある)、すぐ北にあるフレンドシップなんとかという中華料理店がまあまあ使える。あと、ホテル屋上のレストランは飛行機を眺めながら飲んだり食べたりできるので、一泊過ごすにはぎりぎり大丈夫か。他にいいホテルがなければ、検討してみてください。部屋は狭いよ(笑)。
http://yangonairporthotels.com/yangon-airport-hotel/index.php
ミャンマー旅行情報メモ4(おまけ):心残りのホラー映画 ― 2019年05月03日 04:58
ヤンゴンの町をほっつき歩いていて、かなり気になったのがこの映画です。ポスターや看板がおどろおどろしくて興味深かったものの、字幕がなければ絶対にわからないし、映画館の雰囲気もあまりにローカルで、外国人観光客が気軽に入れるムードではありません。そんなわけでパスしてしまったのですが、おもしろそうなので、いつか日本で観られたらいいですね。
どんな映画か調べてみたところ、ほとんど情報はないものの、いくつか発見できたものだけを紹介します。うーん、わからん。
https://twitter.com/usan931
https://www.nna.jp/news/show/881087
軍事政権の時代にはホラー映画の制作や上映が禁止されていたという話で、一応の民主化によってようやく解禁され、その第一作がこれだという噂。そのせいなのか、とりあえず映画館にはいつも人が集まっています。
どんな映画か調べてみたところ、ほとんど情報はないものの、いくつか発見できたものだけを紹介します。うーん、わからん。
https://twitter.com/usan931
https://www.nna.jp/news/show/881087
軍事政権の時代にはホラー映画の制作や上映が禁止されていたという話で、一応の民主化によってようやく解禁され、その第一作がこれだという噂。そのせいなのか、とりあえず映画館にはいつも人が集まっています。
タイ、バンコク旅行情報メモ1:最近、ハマっているエリアについて ― 2019年05月04日 03:03
タイのバンコクに、何回、行ったか数えてみたところ、今年3月の訪問で6回目でした。もっとも、そのうちいくつかは「仕事で一泊だけ」といった駆け足だったので、じっくり町歩きができたのは4回ぐらいでしょうか。
僕は旅をするとき、宿泊地にはかなりこだわります。空港や鉄道駅へのアクセスを考えるのはもちろん、けっこう面倒くさがりなので「ホテルの周囲だけで生活できるところ」であるのも重要です。できれば、徒歩圏内で済ましたいので、毎回、かなり真剣に探します。
そんな視点でバンコクでも何か所かに泊まってみた結果、最近、気に入っているのがBTSサパーンタクシン駅の周辺です。観光客が多いエリアでは南の端になるため、以前はその利便性に気づかなかったのですが、実際に拠点にしてみると超便利&快適。なので、今はここでしかホテルを探しません。なぜ、サパーンタクシンがいいのか? 理由を挙げてみましょう。
1、空港アクセスが割と楽
スワンナプーム国際空港に着いたら、渋滞を避けてエアポート・レール・リンク(ART)でパヤータイ駅まで来るのは常識ですが、そこからスカイトレイン(BTS)で15分ほどしかかかりません。途中、サイアム駅で乗り換える必要があるものの、同じホームなので簡単。唯一の難関はサパーンタクシン駅にエレベーターやエスカレーターが完備されていないことで、重い荷物があった場合には苦労します。でも、それさえ乗り越えれば、あとは徒歩10分圏内に必要なものはすべてあるので、ここは、がんばりたいですね(笑)。
2、交通の便が最高!
サパーンタクシン駅からはBTSを使えば中心部にはどこでも30分以内で行けます。地下鉄に乗り換えれば国鉄のフワランポーン駅もすぐ。さらに、バンコク市内を南北に移動できる貴重な交通手段である高速船チャオプラヤー・エクスプレスとの唯一の乗換駅であり、ワット・アルンやアジアティークに向かう観光客の多くがここを起点にしているほどです。さらに駅前を走るバス1号線は東京でいえば地下鉄銀座線のように主要エリアを貫いており(バンコクの秋葉原にも行ける)、乗りこなせれば行動範囲はもっと広がります。
3、飯屋も飲み屋もそこそこある
もともと川沿いの下町であったところに観光客(主に欧米人)向けの店が増えたため、いろいろなレベルでおいしい飲食店がたくさんあります(チャオプラヤー川を眺めながらビールやワインが飲める高級店から市場食堂まで)。さらに地元の人向けのショッピングセンターもあるので(中に大型スーパーとフードコートもあります)、不便は感じません。
4、ホテルもまあまあある
もっとも高級なシャングリ・ラからSC直結のセンターポイント、欧米人が好むデザイナーホテル、バーレストランの上階の宿泊所などなど、けっこうバラエティに富んでいます。どこも旅行者の扱いには慣れているので、安心です。
バンコクで、最近、話題のスポットにも行きやすく(ワット・パクナムとかウォンウィエンヤイ駅とか)、これまで日本人がよく泊まっていたアソークやプロムポンあたりより、全然、楽しい。ただ、基本的にはツアー客より個人旅行者が多いエリアだけに、そういう雰囲気に慣れている人にお勧めします。
写真はサパーンタクシンによくある路地の風景。こんなちょっとした通りにもレストランやバー、ホテルが10軒以上あり、旅人たちは昼間っから酒を飲んでいます。しょうがねえなあ(笑)。
僕は旅をするとき、宿泊地にはかなりこだわります。空港や鉄道駅へのアクセスを考えるのはもちろん、けっこう面倒くさがりなので「ホテルの周囲だけで生活できるところ」であるのも重要です。できれば、徒歩圏内で済ましたいので、毎回、かなり真剣に探します。
そんな視点でバンコクでも何か所かに泊まってみた結果、最近、気に入っているのがBTSサパーンタクシン駅の周辺です。観光客が多いエリアでは南の端になるため、以前はその利便性に気づかなかったのですが、実際に拠点にしてみると超便利&快適。なので、今はここでしかホテルを探しません。なぜ、サパーンタクシンがいいのか? 理由を挙げてみましょう。
1、空港アクセスが割と楽
スワンナプーム国際空港に着いたら、渋滞を避けてエアポート・レール・リンク(ART)でパヤータイ駅まで来るのは常識ですが、そこからスカイトレイン(BTS)で15分ほどしかかかりません。途中、サイアム駅で乗り換える必要があるものの、同じホームなので簡単。唯一の難関はサパーンタクシン駅にエレベーターやエスカレーターが完備されていないことで、重い荷物があった場合には苦労します。でも、それさえ乗り越えれば、あとは徒歩10分圏内に必要なものはすべてあるので、ここは、がんばりたいですね(笑)。
2、交通の便が最高!
サパーンタクシン駅からはBTSを使えば中心部にはどこでも30分以内で行けます。地下鉄に乗り換えれば国鉄のフワランポーン駅もすぐ。さらに、バンコク市内を南北に移動できる貴重な交通手段である高速船チャオプラヤー・エクスプレスとの唯一の乗換駅であり、ワット・アルンやアジアティークに向かう観光客の多くがここを起点にしているほどです。さらに駅前を走るバス1号線は東京でいえば地下鉄銀座線のように主要エリアを貫いており(バンコクの秋葉原にも行ける)、乗りこなせれば行動範囲はもっと広がります。
3、飯屋も飲み屋もそこそこある
もともと川沿いの下町であったところに観光客(主に欧米人)向けの店が増えたため、いろいろなレベルでおいしい飲食店がたくさんあります(チャオプラヤー川を眺めながらビールやワインが飲める高級店から市場食堂まで)。さらに地元の人向けのショッピングセンターもあるので(中に大型スーパーとフードコートもあります)、不便は感じません。
4、ホテルもまあまあある
もっとも高級なシャングリ・ラからSC直結のセンターポイント、欧米人が好むデザイナーホテル、バーレストランの上階の宿泊所などなど、けっこうバラエティに富んでいます。どこも旅行者の扱いには慣れているので、安心です。
バンコクで、最近、話題のスポットにも行きやすく(ワット・パクナムとかウォンウィエンヤイ駅とか)、これまで日本人がよく泊まっていたアソークやプロムポンあたりより、全然、楽しい。ただ、基本的にはツアー客より個人旅行者が多いエリアだけに、そういう雰囲気に慣れている人にお勧めします。
写真はサパーンタクシンによくある路地の風景。こんなちょっとした通りにもレストランやバー、ホテルが10軒以上あり、旅人たちは昼間っから酒を飲んでいます。しょうがねえなあ(笑)。
タイ、バンコク旅行情報メモ2:ワット・パクナムついでに1駅だけの鉄道旅 ― 2019年05月15日 02:35
最近のバンコクで「映える」スポットといえば、写真のページ(http://www.ne.jp/asahi/happy/golucky/photopage.htm)でも紹介しているタラート・ロッファイ・ラチャダーとワット・パクナムでしょう。今回の旅ではそういった人気の場所も回ってみようと思っていたので、ここではワット・パクナムを訪れたときに気づいたことをいくつか書きます。
まず、行き方ですが、複数のガイドブックを確認したところ、『地球の歩き方 バンコク』(2018-19年版)がいちばんわかりやすかったのはさすが。おさらいしておくと、BSTのタラットプルー駅(Talat Phlu)まで行き、2番出口で地上に降りたら、そこで赤いソンテオ(小型トラックの荷台を客席にしたバス)を待ちます。15分以内に来ると思うので、一応、「ワット・パクナム?」と確認してから乗ってください。あとは終点まで20分ほどです(心配ならグーグルマップで経路の確認を)。料金30バーツは、降りてから運転手のとこに行って支払います。
ここからは案内があるし、日本人女性もたくさんいるので迷うことはないと思います。補足しておきますと、寺の敷地らしきところに入ったら「右・左」と進めば、例の部屋(http://www.ne.jp/asahi/happy/golucky/P3110886xxx.jpg)のある建物に着くはずです。エレベーターは止まっていることが多いので、がんばって最上階まで階段を昇ってください。
寺院としての価値はよくわからないものの、ビジュアル的には美しいので、個人的には割と満足できましたね。今は日本人御用達になっていまずが、この流れだと、すぐに韓国人や中国人が殺到するので、早めに訪れたほうがいいと思います。
ワット・パクナムは観光客からもいっさい入場料を取らない太っ腹の経営方針です。それにもかかわらず、次々と新施設を増築中なのは、何か太い資金源でももっているのでしょうか。今は巨大な仏像を建設しており、鉄鋼の骨組みを観察できるのは貴重な体験だと思います。
帰りは来た道を戻り、セブンイレブンのところで待っていると(降りたところより少し先)、車庫で折り返した赤いソンテオがやって来ます。そのままBSTの駅まで行ってもいいですし、もうちょっとタイのディープなところを覗きたければ、手前にあるタイ国鉄のタラットプルー駅で降りてみてください(踏切があるので、そこで運転手に合図すれば止めてくれます)。
ここを走っているのは「線路の上まで売り場がある」で有名なメークロン市場方向に進むマイナーな路線なのですが、バンコク近郊は通勤・通学需要があるので、そこそこ本数があります。したがって、駅で上りのウォンウェイヤイ駅(Wongwian Yai)行きの出発時刻を確認したら、窓口で乗車券を買ってください(閉まっていても強引に開ければ大丈夫)。料金は1駅分、わずか10円ほど(3バーツ)なのに、コンピュータでプリントした立派なチケットをくれるので、記念になります。
あとは出発まで、まさに庶民の街という感じの周辺を散策し、多少、遅れて到着するであろう列車に乗り込めば、タイのローカル線の雰囲気を充分に味わえます。保線が緩いので思いっきり揺れるのも旅情ですね。乗客もBSTに比べると濃く、数分間の短い旅でもけっこう感動できます。
終着のウォンウェイヤイ駅はフアランポーン駅などと並ぶ「バンコクを代表する鉄道駅」のひとつなのに、知らないでいるとみつけられずに通り過ぎてしまうほど小さく、のどかな場所です。最近は、そのマイナーぶりが受けて観光スポットのひとつになっているほど。たしかに、ホームと食堂街が一体となった風景は一見の価値があります。
そんな雰囲気を楽しんだら、駅を出て右手に進めば徒歩10分ほどでBSTのウォンウェイヤイ駅に着きます。そこからは現実世界に戻り(笑)、帰路に就いてください。ワット・パクナムと合わせても、3時間ほどのミニツアーを楽しめるはずです。
まず、行き方ですが、複数のガイドブックを確認したところ、『地球の歩き方 バンコク』(2018-19年版)がいちばんわかりやすかったのはさすが。おさらいしておくと、BSTのタラットプルー駅(Talat Phlu)まで行き、2番出口で地上に降りたら、そこで赤いソンテオ(小型トラックの荷台を客席にしたバス)を待ちます。15分以内に来ると思うので、一応、「ワット・パクナム?」と確認してから乗ってください。あとは終点まで20分ほどです(心配ならグーグルマップで経路の確認を)。料金30バーツは、降りてから運転手のとこに行って支払います。
ここからは案内があるし、日本人女性もたくさんいるので迷うことはないと思います。補足しておきますと、寺の敷地らしきところに入ったら「右・左」と進めば、例の部屋(http://www.ne.jp/asahi/happy/golucky/P3110886xxx.jpg)のある建物に着くはずです。エレベーターは止まっていることが多いので、がんばって最上階まで階段を昇ってください。
寺院としての価値はよくわからないものの、ビジュアル的には美しいので、個人的には割と満足できましたね。今は日本人御用達になっていまずが、この流れだと、すぐに韓国人や中国人が殺到するので、早めに訪れたほうがいいと思います。
ワット・パクナムは観光客からもいっさい入場料を取らない太っ腹の経営方針です。それにもかかわらず、次々と新施設を増築中なのは、何か太い資金源でももっているのでしょうか。今は巨大な仏像を建設しており、鉄鋼の骨組みを観察できるのは貴重な体験だと思います。
帰りは来た道を戻り、セブンイレブンのところで待っていると(降りたところより少し先)、車庫で折り返した赤いソンテオがやって来ます。そのままBSTの駅まで行ってもいいですし、もうちょっとタイのディープなところを覗きたければ、手前にあるタイ国鉄のタラットプルー駅で降りてみてください(踏切があるので、そこで運転手に合図すれば止めてくれます)。
ここを走っているのは「線路の上まで売り場がある」で有名なメークロン市場方向に進むマイナーな路線なのですが、バンコク近郊は通勤・通学需要があるので、そこそこ本数があります。したがって、駅で上りのウォンウェイヤイ駅(Wongwian Yai)行きの出発時刻を確認したら、窓口で乗車券を買ってください(閉まっていても強引に開ければ大丈夫)。料金は1駅分、わずか10円ほど(3バーツ)なのに、コンピュータでプリントした立派なチケットをくれるので、記念になります。
あとは出発まで、まさに庶民の街という感じの周辺を散策し、多少、遅れて到着するであろう列車に乗り込めば、タイのローカル線の雰囲気を充分に味わえます。保線が緩いので思いっきり揺れるのも旅情ですね。乗客もBSTに比べると濃く、数分間の短い旅でもけっこう感動できます。
終着のウォンウェイヤイ駅はフアランポーン駅などと並ぶ「バンコクを代表する鉄道駅」のひとつなのに、知らないでいるとみつけられずに通り過ぎてしまうほど小さく、のどかな場所です。最近は、そのマイナーぶりが受けて観光スポットのひとつになっているほど。たしかに、ホームと食堂街が一体となった風景は一見の価値があります。
そんな雰囲気を楽しんだら、駅を出て右手に進めば徒歩10分ほどでBSTのウォンウェイヤイ駅に着きます。そこからは現実世界に戻り(笑)、帰路に就いてください。ワット・パクナムと合わせても、3時間ほどのミニツアーを楽しめるはずです。





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